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能登半島すず塩田村旅

2018年11月28日 カテゴリ:吉祥寺情報

只今、NHK朝ドラ「まんぷく」で萬平さんが泉大宮津で鉄板を使った塩造りをしていますが、先日、2015年NHK朝ドラ「まれ」で話題になった桶作さんの塩田に行ってきました。

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そこは、能登半島の珠洲(すず)塩田村です。
江戸時代以前より続く「揚げ浜式」と呼ばれる製塩法で、昔は汲み揚げた海水を塩田の砂に振りまき、太陽と風の力で乾燥させ、塩分を含んだ砂を集めて海水を注ぎ塩分濃度が高い「かん水」をつくります。それを平釜で煮詰めることにより柔らかい風味の塩ができます(ほんのりとした甘みとコクのある味わい)

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作業は天候に左右され、お天道様次第です。
海水の塩分濃度は約3%ほどで、残り97%は水です。その3%の塩分濃度から塩を作るわけです。
17時間かけて煮詰めていくと、塩の結晶と液体に分かれます。この液体が「にがり」です。海水の成分の中で塩になれない成分がこの「にがり」となって残ります。
塩の味の良し悪しは釜炊きの火加減で決まります。もっとも難しいのは塩を引き上げるタイミングで、わずかな判断を誤ると苦みがある塩になってしまいます。手間を惜しまぬ事を「手塩に掛けて」といいますよね~。

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この海水のミネラル成分が入った「にがり」を使って、美味しい豆腐やにがりご飯を作ったらいかがですか?

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『にがりご飯』

・といだお米に規定量のお水を入れ、お米1合につきにがり1ml程度を加えて普通に炊くだけです。古米もびっくり新米みたいになり、ご飯にツヤと甘みがでます。

『レンジで簡単お豆腐』

1) 直前まで冷蔵庫で冷やした成分無調整大豆 固形成分10%以上の豆乳を器に入れます
2) 加熱する直前に豆乳の量の1/100程度のにがりを加え、ゆっくりと底から10回程度混ぜます
※もし泡立ったらスプーンですくってください
3) ラップをします
4) 500~600Wのレンジで2分~4分程加熱します。
※表面全体が滑らかに固まり、器を傾けるとフルフルと揺れるくらいが目安。固まりが弱いと思ったら10秒刻みで加熱します。
5) ラップを掛けたまま10分程放置して熱が取れば出来上がり♡

<おいしいお豆腐をつくるには>

☆豆乳は加熱する直前まで冷蔵庫でよく冷やしてください。冷しておくと加熱した時にじっくりと熱が回りムラができにくくなります。
☆にがりの量が少ないと固まりにくく、多すぎると苦みがでます。またメーカによち多少量が変わってきます。また、にがりを混ぜたままにしておくと沈んでしまうので、うまく固まらなくなります。
☆加熱直後は柔らかくても予熱で固まっていきます。加熱し過ぎると「す」が入りますので、最初は1分30秒したら固まり具合を見て、さらに加熱が必要なら10秒刻みで温めます。

豆乳には女性ホルモンの代用とも言われている「イソフラボン」が含まれています。エストロゲンはふくよかな体つき、美しい肌をつくり、骨粗しょう症を防いでくれます。
大豆食品を摂って美しくなれるといいですネ♡
田園村で食べた、塩ジャガイモ、塩ソフトクリーム…最高でした♡♡♡

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uchida